新潟市中央区西堀にある

内科・消化器医院です。

地域のみなさまに信頼される温かく質の高い医療を提供できるよう取り組んで参ります。

夏バテ気味のあなたへ その2

私たちの体は「自律神経(交感神経と副交感神経)」によって体内の

温度調整をしています。しかし昨今の猛暑、屋内外の激しい温度差

に調整機能が破綻して自律神経のバランスが崩れることで「だるい、

疲れやすく疲れがとれない、食欲がない、イライラする」など「現

代の夏バテ」の状態を招いています。

そんな自律神経を整えるための夏の過ごし方のポイントは4つ。

①温度調整:温度差をなるべく少なくすることで自律神経の負担が

減ります。外気温と室温の差は5℃程度が望まれますが、職場など

で調整が難しい場合は、カーディガンや腹巻などを活用しましょう。

また、シャワーなどで済ませず、38~40℃程度のぬるめのお湯に

ゆっくりつかり、体を温めつつリラックスすることもお勧めです。

②食事:ついつい冷たいものを食べたくなりますが、冷蔵庫から出

したばかりの食品をすぐに食べると胃腸が冷えて下痢や腹痛の原因

となることがあります。冷たいものを食べたら温かいものを食べて

体を冷やしたままにしないようにしましょう。

③睡眠:夏バテは交感神経が必要以上に活発になっている状態です。

交感神経を休めるために睡眠が重要です。室温を25~28℃に設定、

扇風機なども活用し直接体に当てないようにして、空気を循環させ

るのもお勧めです。またスマホやテレビなどを遅くまで見ていると

脳が休まらず睡眠の質が低下し疲れが取れません。ご注意を。

④運動習慣:適度な運動で汗をかくと発汗能力が上がります。温度

の変化にも対応しやすくなり、またエネルギーを使うことで、食欲

促進や睡眠の質の向上も期待できます。自律神経を整えるためには

有酸素運動がおすすめです。激しい運動をする必要はなく、少し涼

しくなる朝や夕方、10分程度じわっと汗をかく程度の散歩がちょう

どいいでしょう。

次回は東洋医学と夏バテ、漢方薬のこと。