更年期の過ごし方①
- 恵子 丹羽
- 4月7日
- 読了時間: 2分
ようやく春が感じられるような気候になりました。まだまだ寒暖差が
ありますので体調にお気をつけください。
「無理をしない」今年の私のキーワードです。40才前後から更年期の
予防も兼ねて漢方薬を飲み、定期的に運動をしてきました。それなり
に元気に活動していましたが、昨年秋頃から時々熱っぽい感じがあり、
体温測定しても熱はないし何だろうか?と思ってました。
今年に入ってから、睡眠中に胸騒ぎを感じて目が覚めるようになり、
ようやく更年期を自覚するようになりました。
更年期は「閉経の前後5年、合計10年間」を指しすべての女性に訪れ
ます。「更年期障害」というのは、生活に支障が出るような体調不良
を言い、支障のないレベルであれば「更年期症状」と呼んでいます。
以前のように朝までぐっすり眠りたい私は、ホルモン補充療法などの
治療を相談をするために婦人科へ受診することにしました。
婦人科に受診し、まず更年期の不調の程度を数値化する問診票「SMI
スコア(簡略更年期指数)」(以下参照)で症状をチェックしました。
私のスコアは20点くらいで症状が軽く、先生と相談して少し様子をみ
ることになりましたが、専門の先生に話を聞いてもらい、治療の相談
が出来てよかったと思いました。
更年期は、自分の生活習慣を見直す大切な時期です。のんびりとした
気分で上手に乗りこなしていきたいと思う毎日です。

【点数の出し方】
下の表の各項目、当てはまる強度の合計点を出します。
【強度の目安】
強:日常生活に差し障りがあるほどつらい
中:我慢はできるが、なんとかしたい
弱:症状は感じるが、我慢できる程度
無:ほとんど感じない
【あなたの更年期症状はどのレベル?】
0~25点:上手に更年期を過ごしています。年に1回は検診を
26~50点:食事、睡眠、運動などに気をつけ、無理のない生活を
51~65点:医師の診察を受けましょう。
66~80点:長期間(半年以上)の計画的な治療が必要でしょう
81~100点:精密検査を受け、長期的な対応が必要でしょう
SMIスコア/1992年:小山嵩夫ら
マリアはいつも元気です
