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秋の夜長 vol.2~睡眠の思い込み~
誰しもが「朝までぐっすり眠りたい」と思うものですが、年齢や日中の活動
量、季節によって睡眠時間は変化します。たとえ睡眠時間が短くても生活に
支障がなければ問題にはならず、不眠症とはいえない場合もあります。
思い込み1:理想の睡眠時間は8時間といわれていましたが、年齢とともに
短くなり、70才以上では5~6時間です。時間の短縮は体内時計の老化現象、
メラトニンの分泌量が減り、浅い眠りの時間が増え中途覚醒も多くなるため
です。
思い込み2:長い時間眠ろうとするために、眠たくないのに布団に入ってい
ませんか。布団の中で眠れずかえってストレスになることがあります。布団
に入ってしばらくしても眠れないときは一旦床を離れましょう。
思い込み3:昼寝をし過ぎると、昼と夜のメリハリがなくなり夜間の睡眠の
質を低下させます。昼寝をするなら、15時前に20~30分くらいです。
思い込み4:「早寝早起きは三文の得」は人それぞれ。あまりにも早寝にこ
だわると高齢者はかえって睡眠の質の低下につながることがあります。日内
リズムを保つため、遅くに寝ても同じ時間に起きて朝日を浴びるようにしま
しょう。
思い込み5:現在使われている睡眠薬は耐性や依存性が少ないため、医師の
指示で安全に使用できます。自分の睡眠に不満があっても昼間の活動に支障
がなければ問題ありませんが、日常生活を工夫しても不眠があるようなら医
師に相談してみてください。
次回は不眠症の原因に関して
マリア三連発、ツンデレは相変わらず
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