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おなかの不調 腸を整えるvol.4
私たちの腸内環境は、日々の食生活や運動習慣、加齢、ストレス、
睡眠、喫煙などにより容易に変化するといわれています。
おなかの不調を感じたら、食事・生活習慣を見直してみましょう。
食生活は「腸を整えるvol.3」をご参照ください。善玉菌の豊富な
発酵食品と、善玉菌の大好物である食物繊維を摂取することが腸内
環境には大切です。反面、動物性脂肪や砂糖は悪玉菌を増やすこと
になるので控えましょう。よく噛むことは消化酵素の分泌を増やし
消化吸収にいいので、規則正しい時間によく噛んで食べることは、
健康の近道です。
適度な運動も必要です。運動することで全身の血行がよくなり、腸
の蠕動運動も活発になります。少し息が上がる程度の運動を週3回、
30分くらい行って、日内リズムも一緒に整えましょう。
もちろん、お腹のマッサージ・ストレッチ、筋トレも効果的です。
十分な睡眠をとることも大事です。ストレスとも関連しますが、睡
眠不足やストレスは自律神経を介して、腸の動きを妨げて、下痢や
便秘を引き起こします。
腸内細菌は私たちの代謝に関わり生活習慣を予防したり、免疫機能
を高めたり、アレルギー・炎症を抑制するなどの大事な働きをして
います。腸内細菌(環境)は、私たち宿主の生活環境によって、よ
くも悪くも容易に変化します。自分のおなかの不調、さらには自分
の健康のために、あせらずにじっくり自分の腸内細菌を養ってみま
しょう。
やっぱり毛布はあったかいね、マリア。
