更年期の過ごし方②
- 恵子 丹羽

- 10月26日
- 読了時間: 2分
「無理をしない」今年の私のキーワードです。
4月に更年期症状で婦人科へ受診したことをブログに書きました。
その後は、漢方薬と大豆イソフラボン関連のサプリメントを服用
しながら過ごすことが出来ています。
ところが!今度は「ばね指」になりました。それは突然に。朝起
きると右手薬指が曲がったまま伸ばせず、伸ばそうとすると勢い
よく伸びる「ばね現象」を生じるようになりました。
今回は、更年期以降の女性に多い手指の不調「メノポハンド」に
ついてです。以前は、手指の痛みや変形はリウマチや関節炎など
が原因とされていましたが、近年女性ホルモン(エストロゲン)
の減少により手指に不調が現れやすいことが分かってきました。
家事や仕事、趣味、介護などで手指を使う機会が多いことも要因
と考えられています。エストロゲンが減ることで関節や腱を覆っ
ている滑膜の効果が低下して腫れや痛みが現れ、その症状が続く
とこわばりや痛みとなり、放置すると変形に至ることもあります。
私は夜間から朝方に症状が強いので、主に夜間だけ関節をテーピ
ングで固定してなるべく関節に負担をかけないようにしました。
手指のために大事なポイントは、手指の負担を軽くすることです。
スマホやパソコンの作業時間・使い方を見直し、長時間使用した
ら手首や手指のストレッチをしてみましょう。また、良質なたん
ぱく質を摂取したり、手指を冷やさないことも大事です。
女性は家族のために家事を優先することも多いかと思いますが、
手指の腫れや痛みをがまんすることで、将来的に手指が変形して
日常生活に支障が出ることもあります。
痛みや腫れ、しびれなどの症状が続くようなら手の外科専門医の
いる医療機関への受診をお勧めします。



